ご挨拶
当社は明治27年創業の120年以上の歴史をもつ陶磁器メーカーです。
この瀬戸の地で陶磁器を作り続けています。 昭和の高度経済成長期にはアメリカ向け輸出製品を数多く手がけましたが、現在国内製品に絞った製品づくりをしています。
また1987年頃には先代社長が磁器の強化方法を研究、主に碍子などに用いられる結晶強化法を日本で初めて食器に用いることに成功しました。これは強化磁器『クリストバライト』として現在では当社の主力製品となっています。
常に先を見据え、研鑽を怠らないこと。これを当社の是として本日まで陶磁器メーカーとして努力してまいりました。
延いては、この精神が今後の「瀬戸物」の発展に必ず寄与するものと考えております。
春暁陶器株式会社 代表取締役社長
加藤 誠彦
春暁陶器株式会社 沿革
明治27年頃 | 初代 加藤徳次朗は「春暁」と号し、愛知県東春日井郡下品野洞田の地にて、茶道具を造る陶芸作家として活動を開始する。 |
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二代目・加藤鳳来(とりき)は20歳頃まで陶芸の技を習得した後、和食器の日用品の製造に業態転換。 | |
昭和18年 | 生産拠点を愛知県東春日井郡品野町下品野1706番地(現在の愛知県瀬戸市品野町一丁目94番地)に移転。 |
昭和30年頃 | アメリカ向けに「ストーンウェア」の洋食器の生産を始める。 和食器、洋食器と種類を選ばず、お客様からの注文に全て答えた。そのための生産技術を開発、研鑽を続け向上をはかる。 |
昭和37年3月 | 株式会社に改組。 |
昭和43年 | 三代目・加藤恒彦は陶磁器製耐熱食器を開発し、キャセロール、スキレット、ケトルをアメリカ及び国内デパートにて販売。 |
昭和62年 | クリストバライト強化磁器を開発、春暁陶器の主力製品となる。 |
平成4年 | 耐熱食器「JIS S 2400」認証工場の指定を取得する。 |
平成27年4月 | 四代目社長に加藤誠彦が就任 |